都市はどう変わっていくのか
今日は、「都市はどう変わっていくのか」ということについて考えてみたいと思います。
実体としては、首都高速道路から海側の埋立地に立地している工場群は再開発によって整理されるとしても、高速道路を超えて内側の既成市街地が、良質の住宅市街地に変わることまでは期待できないと思います。
むしろ、東京都心部を出発点として羽田まで波及してきた臨海埋立地の土地利用の変化・・・
それにMM21を起点として臨海部を北上してくるであろう土地利用の変化をうけて、その中間に位置する川崎臨海部が変わらざるをえなくなってきていると認識するほうが現実的でしょう。
つまり、川崎市の臨海工場地帯の後ろにある既成市街地の変化は、一応切り離しておくということです。
そして、MM21を起点として13号地を終点とする帯状の新しい広域的な臨海都市形成の一部分として、川崎市の臨海部を考えるほうがいいということです。
川崎市はいい意味でも悪い意味でも工業都市です。
研究に依存する技術開発型の産業都市です。
今でも川崎市の内陸部には、日本を代表する電機・情報メーカーの技術開発用の研究所が全部そろっています。
しかし湾岸部は昭和30年代、40年代の日本を支えてきた重化学工業型の工場用地で埋め尽くされています。
したがって、一見すれば生産がまだ続いているような工場であっても、その建物のなかにはまったく利用されていない遊休施設が数多く存在していることも事実なのです。